僕のシューカツアカデミア
こんにちは。
お久し振りです。私のシューカツが終わったので体験記や伝記として残しておきたいと思います。
目次
背景
さて人生2度目の就活が終わりました。
https://cnsltsdaily.com/shukatsu-kotsu/
改めて記事を整理しましたのでこちらをご覧ください。
1度目は学部4年生のときで、2度目は今年です。1度目の就活では自分の能力の低さに挫折し、大学院を目指しました。しかしながら、2度目では、能力の向上と共に野心も大きくなり、志望する企業のレベルも上がりました。笑
具体的には、
1度目の就活でSIerやSEという言葉を知りって興味を持ち、ITを用いて社会に大きな影響を与えられる会社を志望していました。
2度目の就活でSEのさらに上流工程の仕事として、コンサルタントという職種があることを知りました。
始めは、コンサルタントって名前の響きがかっこいいし、給料いいしと軽い気持ちで志望していました。しかし就活を進めるうちにことごとく落とされ、敷居の高さを体感しました。なるほど、コンサルタントを志望する人は常に考えて過ごすような自分とは何か別の人種とまで感じ、ある意味挫折を味わいました。
こんなダメな私でも、気付けばコンサルから内定を頂くことができました。 数々のお祈りメールを貰った経験から、私の就活において何が大切であったかいくつかの気づきを得ることができ、気付いたことを心がけてからは一度もグループディスカッションや面接で落ちることはありませんでした。
そうして、内定を頂き、内定をもらった学生が残りの1年間何をすべきかについて、ネットサーフィンをしていると、ある記事に、「記録を残せ」とのお言葉がつづられていました。確かに数年後振り返った際に、自分はどうやって就活をし、何故この企業に入ったかを考える日は来るでしょう。その時自分の助けとなり、欲を言えば他の誰かの就活の助けとなるといいなと考えまとめさせて頂きます。
受けた企業
日本総合研究所、三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT)、みずほ情報総研、NTTデータ、野村総合研究所(コンサル、セキュア)、新日鉄住金ソリューションズ、フューチャーアーキテクト、シンプレクス、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、三菱総合研究所、キャップジェミニ、富士通総研、アビーム、アクセンチュア、ベイカレントコンサルティング、PwC、シグマクシス、タタコンサルタンシージャパン、デロイトトーマツコンサルティング、ワークスアプリケーションズ、Yahoo!
計22社 内訳:内定1社、辞退8社、お祈り13社
赤字はお祈りされた企業です。笑
参考にした本
これは私が学部生の時の友達にもらった本です。(だから2016年)思えばこれで学んだ書き方でESを書いていました。頭が良いというより誰にでも読みやすいESを書くという面で良いと思いますが、理系で頭のキレる人をイメージさせるのとは少し違うと感じました。
- 作者: 神川貴実彦
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2008/05/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 18人 クリック: 268回
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これは、コンサルのことなんてほとんど知らなかったからとりあえずコンサル知ろう(笑)って買った本です。割と面白かったです。が、就活に役立ったかといわれるとそうでもない気がします。
東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」
- 作者: 東大ケーススタディ研究会
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 106回
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コンサルのグループディスカッション(GD)や面接対策で買いました。やってみて思ったのですが、確かにフェルミ推定やケーススタディは大事ですが、結局見られているところはそこではないというのが感想でした。
個人的に、この本のおかげで受かった気がします。(笑) 自分に欠けていた部分がこの本で埋まったのが大きかったです。
大事だと思ったこと
Q.結局、面接で取られる学生はどういう人か。
私の結論は、
- 面接官がその学生と働くイメージが付く人
- 客観的に自分が見れている人
だと考えます。グループディスカッションと面接それぞれで具体的に例を挙げてみたいと思います。
グループディスカッション
よく参考書等では、「自分のポジショニングをしっかりすること」くらいにしか書いていないと思います。これは「働くイメージが付くかどうか」の観点で言うと、ポジショニングがしっかりしていない人は、一緒に働くときにどういう人かが分からないということだと思います。
んじゃ結局グループディスカッションでどういう人に分かれるんだ!っていうと
- 進行、時間管理(全体の流れを客観的に見る)
- クリティカルな意見を述べる(客観的に自分より良い意見を素直に受け入れる)
- 意見をまとめる(客観的に見て重複や抜けている部分を出していく)
- プレゼンテーション(全体の意見を客観的に見て伝わりやすい形で話す)
そうです、ポジショニングで重要なことは、どのポジションでも自身を客観的に見れるかどうかです。
例えば、
- 進行、時間管理が議論にのめり込み時間がだらだら延びる
- 意見を言っていた人が自分の意見以外でも話は進むのに譲らない
- 意見をまとめる人がただ人の意見を繰り返すだけでいらない存在
- 発表者が皆で話し合った意見の全体を把握できず、主観たっぷりに話す
こういう人が落ちると思います。よく、「私は的確な意見を言えたから今回は大丈夫だ!」という人がいます。←私
違います。正しいことを言う人が通るわけではありません。この人自分しか見れてないなと思われたら落とされます。
もう一つ、客観的でいうと❝ 反省 ”は死ぬほど大事だと思います。
某∑の方への逆質問の際に、「働く際に心がけていることはなんですか」とお聞きしたことがありました。返答は「客観的に反省しているか」でした。その人曰く、人の今後の伸びしろ、ポテンシャルは、自分を客観的に反省できるかで決まる。自分を正しく評価できないやつは、次の一歩を踏み出せないとのことです。私は、それに共感し本気でこの先輩について行きたい!!って思ったけどお祈りメールきましたね。笑
まあ、つまりどんなに話し合いで意見を言わなかったとしても、どんなにいい意見を言ったとしても、反省を求められたときに客観性に欠けるゴミくそだと落とされると思いました。
面接
面接でも、重要なことは結局イメージが付くか、自身を客観的に見れているかだと思います。実際に、筋が通って面接官に共に働くイメージを沸かすことができ、かつ客観的に自分を見れている人というのは、成功体験を積み上げてきた経験があると思います。しかしながら、これを知って、実行できるほどの成功体験を積み上げている人は多くないと思います。
しかし、たかが面接の30分程度であれば何とかすることができます。つまり、面接で最も重要なことは、堂々とすることだと思います。話の内容とかぶっちゃけどうでもいいと思いました。具体的には、
- 目を見て話す(面接官複数いたら適度に調整)
- 背筋を伸ばす(縮こまってしまうから)
- 手や腕を組まないで堂々とする(縮こまってしまうから)
マジで目を見て背筋伸ばすようにしたら面接もGDも落ちなくなりましたね。笑 同じコンサル受けてる友達が、「俺は最寄り駅ついたら全力で背筋伸ばすわ!」とも言ってました。先ほど挙げたDaiGoの本、あれにも面接は始めの5分で採用するかが決まるって言ってて、5分はもう全力で目を合わせました。
私の面接必勝法はこんな感じでした。「あ、俺全然話す時目見れてない!」って人とか「あ、俺わりと手を組んじゃって縮こまって見えてたかも」って人は実践してみてください。
今年1年間でやるべきこと
私は、残りの1年間でやりたいことは4つあります。
- 能力を伸ばす(英語、資格)
- 考えてきた記録を付ける
- 人脈を広げる
- 研究
今年働いて2年目の友達が、資格を取る時間がないとぼやいていたので資格、英語は入ってから使うので勉強しなくてはということです。
かんげてきた記録は下記のブログを拝見し、なるほどと思ったからです。
人脈はVorkersという転職サイトで何をするべきだったかに人脈づくりは大事と書いてあったからです。ついでに今月号のプレジデントにも似たような話が書いてありました。大人のマナーという話ですが、働く前にもう一度読みたいと思いました。
研究は、前回の国際会議が悔しかったからです。つい先日、タイのバンコクへ国際会議へ行きました。オーラルセッションで全て英語で発表したのですが、それはもう目も当てられない悲惨さでした。個人的にわりと悔しかったです。ですので、次の学会では絶対もっとうまく発表してやろうと思いました。私が学生の間にあと2回は国際会議で発表したいと思います。
以上です。みなさん就活がんばってください。